こんにちは、ふーたです。
今回は僕が大学時代の頃の
お話をしようと思います。
具体的には、
僕が当時やっていた
イタリアンレストランのバイトです。
厨房での仕事だったのですが
2年間の合計で
ピザを2万枚ほど作りました。
なのでピザ生地ならぬピザ記事です(やかましい)
この話が僕のちょっとした一つの成長物語です。
ビジネスをやっていなかった当時は、
そのようなことは
全く考えていなかったのですが
「めちゃくちゃビジネスに当てはめられるやん」
そんなことを強く思ったので
今回の記事を書きました。
この記事で伝えたいことは、
「自分にはなにもない」
そう思っている人がもしいたら
あなた自身の過去の経験が、
思ってもいないような
資産になる可能性を秘めている。
自分では気づいていないことが、
思いもよらぬところで人を喜ばせられる。
そのようなことができるようになる
考え方についてお話していきます。
プロローグ
僕は大学3,4年の頃に2年間ほど
イタリアンレストランで
バイトをしていました。
で、2年間ずっとピザを作ってました。
作った数はざっと数えてみても
2万枚はゆうに超えてます。
卒業と同時にバイトを辞めてから
5年近く経っているのですが、
今でもピザなんて作ろうと思えば
余裕でできるレベルです笑
ちなみに僕はそれまでも10個近く
様々なバイトを経験してきました。
寿司屋、ホームセンター、引っ越し、コンビニ、ライブスタッフ、ファミレス、工場、イベント設営、カラオケ、また寿司屋(接客)、・・・
で、大学最後にしていたバイトが
このイタリアンレストランです。
ピザ屋ではなくレストランなので
本当はパスタとか惣菜とか
色々扱っているお店だったのですが
あまりにも忙しすぎて
他の仕事を覚える暇が
ほとんどありませんでした。
なんてことを言っているのですが、
ぶっちゃけこのバイトは僕が唯一
楽しいと思って続けていたバイトでした。
(とはいえ休日に10時〜24時のブラック勤務だったので
もうやりたいとは思わないのですが・・・)
というかむしろ神バイトでした。
こちらのプロフィールでもお話しているのですが
僕は10年以上いじめられて
かなりコミュ障こじらせている人間です。
で、先程も挙げたようなバイトだと
寿司屋(接客)
ホームセンター(レジ)
コンビニ
この辺はかなり苦手でしたね。
理由は接客だからです。
逆に飲食店のキッチンは
僕は比較的嫌いじゃないです。
接客ほとんどしないでいいですし
料理は比較的好きな方なので。
なのでこのバイトが神バイトだと思った理由も
あとで詳しくお話していきます。
でですが、
この頃のピザの経験が、今思えば
「価値提供」をして人を「喜ばせる」
といったビジネスの本質をついている
バイトだったなと感じたので
詳しくお話していきます。
とにかくマネた。マネてマネてマネた
店に入店して、僕は最初
「パスタ作れるようになったら
一人暮らししてから楽だよな〜」
なんて思っていたわけです。
ですが、まさかのピザ場担当に
任命されました。
「ピザ!?ピザってどうやって作るの???」
なんて思っていました。
ちなみに実際の工程としては
①生地を手で薄く伸ばす。
②ソースを塗る
③具材を乗せる
④焼く
⑤完成!
まあざっとこんな感じです。
「①がダントツで難易度たけーわ」
なんて思うでしょうね。
まあ実際、①がダントツで難易度高いわけですが。笑
なので、当たり前ですがまずは練習から始まります。
とはいえピザの叩き方なんて
一切知らないわけなので
チーフ(主任)からレクチャーを最初に受けます。
ーーーーーーーーーーー
主「まずは生地の真ん中を叩いて空気を抜くこと」
ふ「なるほど(メモ)」
主「次にこの叩いた部分を手のひらで薄く伸ばしていくんだ」
ふ「なるほどなるほど」
主「で、あとはキャッチボール感覚で生地を両手使ってパンパン投げまくっていたら完成」
ふ「やば・・・(唖然)」
主「じゃあ、次やってみて」
ーーーーーーーーーーー
まあこんな感じでレクチャーが進みました。
ピザ作りって目の前で実際に見るとかなりやべえ
やってることは普通なのに
手さばきがすごすぎてこんなの自分にできるのか???
そんな風に最初は思いました。
で、やってみる。
最初はもう、超ヘタクソ。
チーフが目の前で見せてくれた
きれいで、まん丸で、薄くなっても底が破れない生地
マジでそんなもの全然できなかった。
けど、貴重な売り物の生地にも関わらず
練習に目いっぱい数を
使わせてくれたことがありがたかった。
(そこまで忙しくない平日だったけど)
失敗にもめげずに
何度も何度もトライして
何度も何度も生地を叩いていくことで
ようやくうまくいくことができました。
何をやったかと言うと、
ただマネをしただけ。
ピザ作りなんて素人の自分にはわからんから
ただひたすらチーフに教わったやり方を
マネてマネてマネてみた。
空気抜いて、
頑張って生地を伸ばして、
不慣れな手つきで
パンパンキャッチボールをしてみただけ。
ハンバーグを作るときのあの手の動きに結構似てる。
マジでこれがかなりむずい。
最初そこそこよくできても
まだまだ失敗続き。
こんな状態で仕事になるのかとも思った。
けど、最初は何一つうまく行かなかったけど
とにかくトライしてトライしてトライした。
そしてようやく最初の1枚が完成。
「できた・・・!」
チーフの生地のクオリティに比べれば
全然きれいじゃなかったけど
その後それがお客さまの口に運ばれた。
というような、
なんかちょっとした感動がありました。
忙しい、まさに修羅場。休む暇なし
ちなみに僕が働いていたお店なのですが
正直、休日は死ぬほど忙しかったです。
店があったのが駅の中だったので
とにかく通る人、人、人
ランチタイムが終わっても
休むことなくお客さんが入ってきます。
そこそこ大きな駅だったので
とにかく人通りが絶えなかった。
すなわち店にくる人の数も絶えなかったです。
平日はまだマシでしたが
休日は本当に恐ろしいくらいの修羅場でした。
次から次へとピザの注文が入っていたので
何から何まで休む暇はありません。
普通にオーダー漏れとかあるし
途中でピザの形成に失敗したときは
何度も何度も青ざめました。
それでも手を止めずに
とにかく叩いては焼く、叩いては焼く
その繰り返しです。
とにかく次から次へと
無思考にピザを叩きまくりました。
そんな休日勤務をずっと繰り返していった結果。
気がついたら、息をするように
超早くピザが叩けるようになってました。
最初は悲惨な状態から始まった
僕のピザの技術ですが
気がついたら半年くらいで
現場の二番手を張れるレベルになってました。
(ちなみに1番手はチーフです、
控えめに言って僕の3倍上手く早く作る超バケモノでした)
とはいえ、
とてつもなく過酷な環境で揉まれまくれば
大体の人は短期間でも変われる
このバイトではそれを肌で感じました。
事実、僕が働いていた最初の半年でも
結構な数の人が、過酷さに音をあげて
辞めていきました。
むしろ自分、
よく続けたなあと思います。
もはや息をするレベルで手が勝手にピザ叩きモードと化す
なかなか過酷な環境下で
揉まれまくったおかげなのか。
気がついたら、
僕のピザのレベルがアホほど上がってました。
キャッチボール叩きとか
もはやお手の物です。
最初はマジでできなかったのが
気がついたら目を瞑っていても
できるようになっていました。
スピードも早くなりまくって
最初の頃は汚い生地を
1枚3分くらいで作っていたのに
気がついたら叩き始めてから焼くまでに
1分で終わるようになっていたんですよね。
しかもなかなかキレイに。
当時の写真ではないですが、
作ると大体こんな感じです。
(これは家のオーブンで作ったので微妙です、窯焼きはもっとキレイ)
最初はあれだけキツイと
思っていたバイトも
気がついたら、
そこまでキツいレベルにはなっていませんでした。
(とはいえ忙しいことに変わりはありませんでしたが)
それにもはやピザに関しては
オタクレベルで知識と技術が身についていましたね。
・さっきも言ったように、目を瞑っていても生地が叩ける
・指の第2間接を上手く使うと超薄く超キレイに生地が伸ばせることが判明する
・夏と冬だと発酵速度の関係で生地形成の難易度が大きく変わる。
ぶっちゃけ冬はカンタン、夏はむずい
・もはや生地の焼き色が見えなくても焼き上がりのタイミングが感覚でわかる
この通り、普通の人に話をしても「???」
となるようなレベルには半年ほどで達しました。
正直余計なことなんてほとんど何も考えていません。
ただひたすら、最初の頃に学んだことを
ただひたすら繰り返して繰り返して
ブン回していました。
めちゃくちゃキツい
不快な状態であっても、
続けていれば
ある程度快適で余裕のある状態まで
持っていくことができる。
この頃に感じた学びはまさにそのことでした。
妖怪ウォッチに大勝利
ちなみにうろ覚えなのですが
この頃、2014だか15年に
妖怪ウォッチが超流行ってました。
妖怪メダルがそこら中で売り切れて
転売祭りになっていたのをよく覚えています。
まあなんでこんな話をしているのかと言うと
僕の店にも集まってきました
妖怪大好きな子供たちが
確か妖怪ウォッチ2だったと思うのですが
超ブームの中での新作ゲームの発売直後。
なので親子連れで店に来る子供が
みんな揃いも揃って妖怪を連れてるんですよね。
店は超混んでいたために、
とにかくお客さんがたくさん並んでいたんですよ。
ちなみに僕が最初このイタリアンのバイトを
神バイトだと言っていた理由なのですが
主にこれが最大の理由です。
(絵心なくてすいません)
わかりますか?
自分とお客さまの間に壁があります。
ちなみにこの壁は透明なガラスです。
ピザの専門店へ行くと
結構多い構造なわけです。
ピザって作っているときに
生地がベタつかないように
小麦粉を飛ばしまくるんですが
この壁が僕にとっては救世主でした。
だってお客さんと話す必要ないんですよ、これのおかげで。
接客苦手な僕にとっては
お客さんの目の前で、
ひたすら生地を叩いていただけでした。
とはいえそれが
めちゃくちゃ大きなメリットだったんです。
ピザ叩きって、
できない人から見れば
かなり人の目を引きつける
パフォーマンスになります。
大人だって「お?」って感じで
結構見ていたので
子供なんて興味津津なわけで
このときだけは妖怪ウォッチよりも僕に視線が集まったわけです。
はい、結果的に妖怪に勝ちました!
一時的にとはいえ
妖怪に心を奪われていた子供の心を奪い、
視線を釘付けにしました。
自分自身がある程度極め抜いた技術で
見事に人を魅了して時間を奪ったというわけです。
人は自分の持っていないものに
心を奪われやすいですからね。
それがそこそこ魅せられるレベルともなれば尚更です。
やってきたことはひたすらマネる、反復
ここまでピザの技術を習得してから
何をしてきたのかと言うと
ひたすら最初に学んだ生地の叩き方を
マネてマネてマネ続けました。
それをお客さまの目の前で
ひたすら見せ続けただけですね。
自分が得た技術、あとはそれに伴った知識
その成果をただひたすら、
人目につくところで
行ってきました。
やり方に自己流はほぼ全く、挟んでいません。
マネてマネてマネた先に得た技術
守破離で言うなら最初に「守」を徹底し続けたことです。
これだけで2年間で
2万枚のピザを焼いてきた中で
かなりの人に見られました。
自分で言うのもなんですが、
この頃だけはそこそこ人を魅了していた自信があります。
ビジネスも全く一緒だった
これまでお話してきたことって
ビジネスでも全く一緒だなと思いました。
①まずはひたすら成功者のマネをする
②自分が快適だとは全く思えない環境に飛び込む
③不快な環境(アンコンフォートゾーン)で自らを鍛え上げる
④その不快状態を快適レベル(コンフォートゾーン)にまで持っていく
⑤自分の魅力や成長を、隠すのではなくしっかりと発信する
⑥結果、目立つし人から憧れられる。そして稼げる。
ビジネスの成功って、
この①〜⑥の型に
しっかりと沿っていけば
まず上手くいくようになってます。
もちろんバイトをしていた当時は
このようなことには気づいていませんでした。
しかし、ビジネスを学んだ今
当時を思い返してみると
共通する部分が多々あるな、といった感じでした。
意外とビジネスで成功するための秘訣って、
過去の自分の経験の中に隠されていたりします。
少なくとも20年以上生きてきて
何も経験のない人というのは存在しないはずです。
自転車だって最初何度も何度も転んだところから
乗れるようになったはずです。
九九だって最初は言えなかったけど
何度も何度も繰り返して
言えるようになったはずです。
ですが、ビジネスとなると
①の時点で大きく外して
自己流になってしまう人が非常に多いです。
なぜか自分の頭でいけると
思ってしまうんですよね。
②や③になるとさらに人は少なくなります。
ネットビジネスは
即金性の高いビジネスではないので
途中で辛いと諦めてしまう人
または始めから厳しい環境に
身を置くということができない人が大半です。
ネットビジネスは確かに
ローコスト・ノーリスクで
始められる起業の方法です。
でもだからって、
楽をして稼げるようになるのか?
そんなことはありません。
少なくとも成功している人は
確実にどこかで苦痛の時期を乗り越えています。
他の人が快適だと思う状態と
同じ位置にいるだけで
成功できると考える。
そんなのは甘えです。
少なくともネットビジネスで発信をして
人を魅了していく、成功するには
・とにかく学ぶ、成功者から学ぶ
・本気でキツイと思えるほどの修羅場を一度は乗り越える
・そのキツい状態を呼吸レベルで当たり前にする、そのうちキツイとも思わない状態にする
・それを発信することで結果的に人を魅了できる、喜ばせる、価値を与えられる
このように、
とにかく自分を高め上げていくことです。
というか、人の成長って
結局この流れでしか
得られないんだなあと思いました。
知識も技術も、
同じ内容を学んでいる人というのは
案外たくさんいます。
しかし、
実際に他人に大きな価値
他人に大きな変化を与えられる
そのような人はかなり数が絞られます。
それほど周りの人は
意外と勉強していないということが多いです。
なので、ちょっとの期間だけでいい。
自分自身に大きな負荷をかけて
自分を成長させていきましょう!
人生は基本これの繰り返しですが、
たった一回やるだけでも
あなたの人生に大きな変化をもたらします。
これを読んで頂いた方が
本気で自身の変化を望んで
成長できる未来を心から願っています。
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